数あるディズニー・アニメ作品の制作
(白雪姫・ダンボ・シンデレラなど)に
その絵力で貢献したビル・ピートの自叙伝に出会った。
扉の紹介文をそのまま引用しよう。
「アメリカの絵本作家 ビル・ピートの
ユニークな 全ページイラスト入り自伝!」
授業中、先生にかくれ教科書に絵を描きまくった
少年時代。両親の不和や貧しさに苦しみつつ、
できたばかりのディズニースタジオへ就職。
夢と挫折感のはざまで天才ディズニーと
わたりあい、『白雪姫』『ダンボ』『ピーターパン』
などのアニメ映画製作に燃える日々から、ついに
ディズニーとけんか別れ、絵本作家への道を歩みだすまで。
奇人ディズニーのしられざる一面もうかがえる興味深い一冊!」
豊かな田舎の自然の中で、様々な遊びを体験しながら、絵を
描きまくった少年時代。
不安定な収入しかない下積み生活から、絵描き求む、のディズニー
スタジオに職を得て、それでも、アニメのストーリー展開素案を
指示通り、絵にしたり、実際のアニメ制作に必要な、細かい動き部分
を何百枚も描く、という、過酷な体験後に、ディズニーから
アニメ映画全体を任されるまでに上り詰める。
その中で見せる、裏部隊での、全く違ったディズニーの素顔に
驚かされる。
英語の原本 Bill Peet, An Autobiography と ユーモアたっぷりの
絵本をアマゾンへ。さらに、UKとアメリカの古本屋へ他の作品本
を発注した。自伝の原本は表紙がカラー刷りで、中身のイラストも
カラーだと凄いと思う。