シリーズ7で遂に終了した法律事務所の話
The Good Wife
このTVドラマの法廷場面で、盛んに使われていた
気になるフレーズの一つが
With all due respect
だ。(不賛成・批判を示して)失礼ながら、お言葉を返して申し訳ありませんが
という意味に使える
って、勉強になった。
due は もともと、支払い期限の来た、とか、満期の、当然支払われるべき
という形容詞。
due date は 支払い期日、提出期限、締め切り
pay my due 会費・使用料・税金を払う、経験を積む・やるべきことを果たす
due respect しかるべき敬意
due to~ ~の原因、理由で in due course 時期が来れば、やがて
due process of law 適正な法の手続き
このドラマでは、この他に沢山の専門用語が使われている。
普段使われている意味ではない意味を表すことも少なくない。
例えば、sustain は 維持する、持続させる という意味が、
裁判長が "Sustained."というと、(を)(法的に)認める
という意味となる。原告や被告の検事や弁護士が、相手の
発言に対して異議あり ”Objection." というのに対して、そう言う
と、異議が有効となり、相手は、そのままその発言を続ける
ことができなくなる。
その反対で、"Overruled." と言うと、異議を「却下する」。
つまり、相手はそのまま、その発言を続けることが出来る。
ちなみに、裁判長は chief justice
で、このドラマに出てくる彼らも、癖があり、様々な人間性丸出し
の態を見せるのも面白い。日本のTVに出てくる裁判官が一様に
無表情のロボットに見えるのに比べると。