『埋蔵金発掘課長』
今、この本を読み始めている。タイトルから、てっきり、
予算の中に埋もれている余剰金を探し出すのか?と
思ってったら違った。
に戻ってきた地元民で、山口弁で話は進む。
彼の作品はすべてそうなのだが、登場人物の会話そのものが
とんとんとんと快適なリズムでことがどんどん進行してゆく。
しかし、軽妙さに笑わされながら、一本芯の通った本筋が
しっかり、メッセージとして伝わってくるのがいい。
まだ、読み始めたところだが、既に、展開が楽しみで
とめられない。既に読み終えた、次の2部作も、本当に
こんな内閣が出現してくれないか、と思わせられる。
中に登場する北朝鮮のヘッドの親戚というのが、現実ばなれ
はしているが、もしかしたら、という期待感もぬぐえない。
『史上最強の内閣』『史上最強の大臣』