清水谷 由氏の手になる「牛」という作品を読んだ。
氏の故郷である小豆島の、少年時代のシーンが
次々と明らかになる。
氏の過ごした島の すぐそこにある自然と
ショウワルな子どもらの暮らしが活写されていた。
表題の問題に対する答えがこれだ。
焼けた墓石に抱きつく。
シューッと音がしてあったかい。
初盆の家では袴で迎えに行き、亡くなった
方に帰ろうと話しかけ、背負って家に連れ帰る。
夕方には夜念仏と呼ぶ、村の講の人たちが
村中を回って念仏をあげ、路上や橋や池や墓地
でも念仏をとなえ、明け方までそうする、という。
神様はバリにいる、という映画でバリ島では
道の上にも小さな入れ物にいれた燈明が置かれて
それを拝むシーンがあった。
もっと知りたい方は、下記本が予約できる。
『小豆島の民族聞取り集』2500円(送料別)
予約先:川井和朗 0879ー62-2077
ただいま予約受付中、とある。