先にドラマを通しで見た。よかった、なかなか。
それから、原作の上と下にとりかかった。
実はまだ、(上)巻を読み終えたばかりだ。
やはり原作が圧倒的にベターで、かつ、何度も
ぐっときて、泣きそうになった。
参勤交代が本来は「行軍」仕様であり、それを
突然、そのリーダーにならざるを得なくなる
事態に追い込まれた主人公「一路」が復活させる。
彼の熱意に呼応して次々と協力者が出てきて、
さらに、この行軍に、忘れていた大事なことを
思い出させてくれた、道中の武士たちも、
思いがけない奇跡を一路にもたらす。
さらに、ところどころで、藩主自身もその隠し持てる
領主としての力を見せ始める。彼もドラマよりも
どっしりとした存在感を示してくれる。
たぶん今晩中に(下)巻を読了するつもりだ。
というか、読み始めたら最後まで惹きつけられて
止まらない、この作品は。