ああっ、と電車とかに乗り遅れたことありますよね。
その瞬間、どんな気持ちになるでしょう?
くそっ、もうちょっとだったのに、と憤慨。
ま、いいか、まだ時間あるし、とあきらめ。
だれだっけかな?そんな時、わっ、もうけた。
次のが来るまで時間が稼げたから、本読もっと、
と思います、なんて人がいた。
ところで、あなたは、人とのデートの時。
このデートって、英語では dateと書くが、
本来、会う時間を決めて会う という意味なんです。
で、相手が遅れてくるのを、どのくらいの時間なら
許せますか?
30分?1時間?
ま、相手次第なのでしょうが。
私は最長5時間待ったことがありました。
結局相手は来ず、要はふられた、ってわけですね。
そして、いまだに本当の理由は不明なのですが。
中学以来の大の親友とのデートをすっぽかしてしまい、
それ以降、年賀状の返事も来ないし、うんともすんとも
言ってこないきり、もう何十年も音信不通の状態なの
でした。(まさかとは思うが、他界していないことを
祈るのみなのです。)
すれ違いで有名な話が、アメリカ人の男と英国人の女
が会う約束をする。まだ携帯電話などの無い時代。
4/5 に会いましょうと約束した。アメリカ人は
4月5日に待ったが来ない。英国人は5月4日に待った。
というすれ違い。アメリカ式はそのまま、先がApril 4月
で英国式は 先は4th 4日なのでした。
ところで、来客があり、会合中に客の携帯電話が鳴った。
その時に、その客は、話を止めて電話に出て、話し込み
始める。その間、じっと、自分は待たされる。
こんな時、どう感じるでしょうか?
私は、失礼な人だなと思います。目の前の人よりも
電話の相手の方が優先して当たり前だと、無言で
宣言しているのと同じ印象を与えている。
仮に、すみません、と前後で言われても正直、
いい気分はしない。
ちゃんとした人は、音がならないように設定して
着信バイブがしても、ちらりと見て、すぐに止める。
これだけの所作で、もうはっきりと、この会合の方が
大事だというボディランゲージとなる。
この種のちょっとしたマナーを守るかどうかで、
大事な人間関係が深まるのか、薄まるのかが決まる
のではないだろうか。
ちなみに、時間をつぶすは kill time
ちょっと時間ある? は Can you give me a minute?
とか You got a minute?
相手を誘った時に、Give me a rain check. と言われたら、
また、次の機会に(誘って)ね、という意味だ。
要は、NGと同じ意味ととらないといけない。振られた
のですよ。(私は数えきれないくらい経験してます。)
Maybe some other time. なんてのも同じですからどうぞ、
覚えておいてね。Okay, after rain comes sunshine, buddy!
(写真の作品は、わが事務所にも来られる Haiji画伯の手に
なる)