先日のつばめ学習会でのことだ。
新小6の子が「さぼてんの花」やなせたかし
について、作者が何をいいたいのかを
予習ノートに書こうとしていた。
見ていると、きちんと、風さんが言ったこと、
サボテンが言ったこと、と順に書き写していた。
その間に、彼女としばらく、問答をかわした。
自分の言葉で、思ったことを書けるといいね。
ほぼ2時間弱を全部使って、書き終えた。
「あー、楽しかった。ここで、こんな風に
学べるのはほんとによかったなあ。」と
言ってくれた。
なんだか、僕もうれしくなった。
いつもは算数の問題を、さらさらと解く
子なのだが、他の教科でもこんな風に
自分でやってしまうのに立ち会えた。
この子がこれからどこまで、
すくすくと成長してゆくのだろう。
とても楽しみでならない。