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コワクラ ― 居場所作りとしての効用    Ver.1.0

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「元サラリーマンの元いた職場の疑似的空間が待っている。」

 

居場所として、お金のかからない場所に

 図書館、スーパーやショッピングセンター、公園などがある。

それらの場所には、とにかく、明らかに定年を過ぎた老男女が

わんさと見かける。

新聞や雑誌を広げたり、みな、孤独に、なんとなく、有り余る時間と

退屈さから逃れようとしているように見える。

彼らの何人が、本当の居場所を手に入れていると実感できているだろうか?

  果たして、彼らは、自分の時間を、自分だけのためだけではなく、

誰かほかの人たちのために使うという行いもしているのだろうか?

  あなたは、ここ、コワクラという名の場所があるのを知ってるだろうか?

コワーキングの場、自分が1人で自主的に働ける場の存在を。

  *コワクラ:コワーキングスペース苦楽園 の略称(資料 添付)

コワクラという場はここが違う。

  • 周りに、仕事をしている人たちがいる。職場の雰囲気がある。
  • 会話や交流ができる。
  • 家から「出勤」できる。定年前と同じ感覚。

ここ、コワクラは、いわゆる、コワーキング・スペース。

  実際は、1人で足を運び、空いている机スペースに座り、自分の仕事(ごっこ?)ができる空間を使う。ただ、来て、座っているだけで、どうするのだが。

好きな本を読む。音楽を聴く(もちろん、ヘッドホンがいるが)。高速のインターネットがつながるので、パソコンで好きなサイトを閲覧する。

  独りぼっちで、自宅でもやれることばかりだが、やはり、周りに仕事をしている

人たちがいる場所では、なにやら、自分も仕事をしている気分になれることは間違いない。つまり、疑似的ではあるが、これはもう、現役時代の職場の雰囲気を味わえるのだ。

コワーキング、つまり、一緒に何か仕事をやる、というのは、これだけではまだ何も起きない。自主的に、周りの人に声をかけて、自己紹介するなどでご挨拶してみることだ。(邪魔しないでと、嫌がられるかもしれないが、それは気にしないでいよう。)

  では、私がここ、コワクラに来て実際にどんなことをやり、その結果、どんな

サプライズなことが起き始めたのかを紹介したい。

 名刺を作成

このために、名刺を作ることにした。

ネットでモノクロ印刷100枚160円(+送料160円)のサイトを見つけた。

片面、一色、紙は先方指定のもの。デザインは、電子ファイルで、こちらが制作したままを送信すれば、その通りできてくる。

 

で、早速、コワクラにいる、デザイナーさんにデザインを依頼した。

ロゴデザインを、何時間か、あーやこーや、キャッチボールしながら決定。

イラストレーターで、レイアウトして完成した。

たぶん、コワクラで、コワーキングした第1号になったと自負している。

                                      コワーキング効果 (以下、CWfと呼ぶ) その①

どんな仕事をやっているかが不明だと、恰好がつかないので、とにかく、

翻訳事務所 ピーナッツ に決めた。

住所は、コワクラ内、とし、送付先は自宅の住所、そして、連絡先には、

メールアドレス。さらに、ネットサイトに、ブログ名を入れた。

 個人事業主を税務署に届ける

名刺作成の前に、青色申告をすべく、個人事業主登録に税務署に行ってきた。

翻訳事務所 名前が「ピーナッツ」う?!

一瞬、びっくりされたが無事、申請完了。

青色申告できるほど、収入が確立できるか、など気にしないままだった。

オリジナル・ブログを始める

ちょうど、コワクラの、おそらく最年少の若者さんが、ここが一番では、と

推してくれた、はてなブログでブログを開設した。                     CWf その②

グーグルのAd Senseというサービスも使いたくなるが、条件として、

無料のブログサイトではダメで、独自のサイト名(オリジナル・ドメイン

が必須となった。お名前ドットコムで、利用料(年額)がお手頃な .info

で取得できた。

  実際のブログの設定時に、右往左往していたら、同じ若者さんが、

ちょうど、自分の設定用に作成した簡単なプログラムを使っても良い、

とくれた。                                                                                    CWf その③

グーグルのAd Senseサービスが、何度トライしても、利用まで行き着けない。

これまた、コワクラのオーナーのアドバイスで、一発解決できた。なんと、はてなブログ側ではなく、お名前ドットコム側のサーバーの設定で、あたかも、頭に自動的に入れられてしまう、blog. という文字を、ついていないように、自動的にみせる、という、なりすまし的設定がミソというのには、まいった。                                 CWf その④

 フェイスブックも始める

同年代は口を揃えて、個人情報のリスクがどうのこうのと、否定的でやらない一辺倒

フェイスブックなる、世界サイトに参画した。

実名、顔がさしたら、困る、、、と、この年齢で何を恐れているのだろう。

 さらに、コワクラ通信をスタート

オーナーに断りなく、勝手に「コワクラ通信」という名で、これまた、

コワクラの参加デザイナーが教えてくれた、note.muというブログサイトで投稿を開始。                                                                                                          CWf その⑤

 奉仕活動いろいろ

ソフトテニス教室の運営

月に2回、日曜に公立中の空いているテニスコートを借りて、一般市民向けに、

だれでも無料で試合や練習ができるソフトテニスの場を運営している。

今年で20年目となり、のべ参加者数は1万人を突破した。

 無料学習会の講師

  阪神つばめ学習会という、関西学院大学OBが経済的に塾に行けない中学生

を対象に開設した活動に最初から参加した。初年度は参加回数でトップとなった。

 同窓会幹事

 小学6年の同窓会を30年ぶりに実施して以来、幹事の一人として活動している。

最初の同窓会の実現のためには、全国に散ったクラスメートの元へ300本あまりの

電話をかけた。

 思いがけない展開が待っていた

本業

何も宣伝もせず、ただ、コワクラに来て、座っているだけの日々だった。

なのに、つばめ学習会参加や息子ちゃんの知人との付き合いやテニス教室運営など

で、口コミの仕事がパラパラとやってきた。

日本語の契約書の英語版作成、商品説明書の英語訳、インド映画の宝塚歌劇化のための

英文契約素の日本語訳と続いた。

通訳の仕事

フェイスブック繋がりの東京の人気通訳会社代表さんから、京都観光の通訳、鳥取での

会議通訳の仕事がいただけた。思いがけずの通訳をなんとかこなした。後者の方は、

期待した2度目の方は、2人必要という理由で別の大手会社に流れるという結果となった。

料金はこちらの方がお手頃だったはずだが、たぶん、創業者社長の厳しい判断があったのではないかと思う。

e-Labo

  受験英語の指導は、どうぞ、専門の塾へ行ってください。受験のためではなく、

本物の英語を習いたい中学生よ来たれ、と、e-Laboという名で募集を開始した。

市長選応援で知り合った薬剤師をパートナーとして、生徒募集に力を発揮した結果、

中3女子 1名だけでスタート。中3が2名となり、現在は、中1が4人、中2も

4人、中3が中学生1名と元小学校教師1名を指導している。

 ピーナッツ・英語の個別指導

つばめ学習会で出会った有名メーカーの研究所の方と、その息子さん(中3)の

個別指導をさせてもらえた。息子さんは希望高校にめでたく合格。

 e-Laboの最初の中3男子が神戸でも有数の進学高校に合格。その彼が個別で

私の指導を続けて受けたいとの嬉しい依頼が来た。

 中2の女子、本人と、その母親さんがともに、個別指導に来てくれ始めた。

 定年後に待っていた屈辱的な日々

  唯一の自信というか、自分には英語という実力とキャリアと資格がある。

だから、定年になっても、自分を喜んで雇ってくれる企業は、いくらでもある。

と一人勝手に思っていた。

  ハローワークへ行った。パソコンでデータベースをあたった。おお、たくさんあるぞ。担当者のアドバイス通り、履歴書を送った。返事は皆無だった。

法律上へ年齢を理由にして断ったりしてはいけない、というようなポスターも貼ってあった。なんだか納得いかないので、相手の会社に電話をかけた。すると、定年制をしいておりまして、と、会おうともしてくれない。家の近所の会社を訪ねて、人事担当者に会いたい、と申し入れたが、こちらも同じような形で辞退された。英語能力を見ようともしてくれない。

  パソコン上では、60歳を過ぎた人間には、マンションの管理やガードマンや夜勤の仕事など、何の資格がなくてもやれる仕事しか存在していなかった。

  コネなどが全くない人間には、このような世界しかないのだ。こんな現実をまのあたりにして、なんだか、屈辱的というか、このままだと、もう、君は社会には必要としていないんだ、と精神衛生上、とても悪影響を受けてしまいそうな気分になった。

  そうか、サラリーマン根性で、雇ってもらおう、とばかり考えるから、ダメなんだ、ということに気がついた。

  ということで、自分で、自宅と近所の自治会館を使って、英語塾をスタートすることに至った。

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